毎日暑い日が続きますね。皆様いかがお過ごしでしょうか？

ここ最近は夕立ちもなく、夜間も熱い日が続いています。

熱中症で救急搬送されるかたの半数近くは家屋内で発生しているというような報道もあり、屋外だけでなく、屋内でも十分注意していただきたいと思います。

時々、患者さんとお話していると、

エアコンは嫌いだからつけない。飲み物は暖かいお茶しか飲まない。

とおっしゃる方がいます。

やはり習慣としている事を変えるのはお辛いですよね。

ただ、最近は夜間熱中症も多いと効きます。お昼は窓を開けて風通しを良くしていても、夜はどうしても熱気がこもってしまいます。

 夜間寝ている間の脱水を防ぐには、エアコンなどを上手に活用されるのも一つの方法です 。

寝る前の数時間だけエアコンをつける、エアコンの夜間モードを活用されるなど上手に活用されてくださいね。

また冷たい飲み物などは、体の中心部（深部体温）を下げるのに有効とされています。外でお庭の手入れをされたり、外出して帰ってきた後など、時間帯によっては冷たいものも体の負担を和らげることができますよ。

いつもの習慣に少しだけ、加えてみるとよいかもしれません。

また、意識して水分を取ることはとても大切なことですが、

短時間に大量の水を飲んだりすると、一時的な低ナトリウム血症を起こし、いわゆる水中毒になる場合も。

〇水分をとるときは、こまめに数回に分けて

〇梅干しや、塩あめなど、塩分も取り入れてみる。

〇スポーツ飲料なども取り入れる

などで防ぐことができます。これらも日常の中にぜひ取り入れてみてくださいね。

（※高血圧、腎機能障害などの基礎疾患をお持ちの方は摂取に注意が必要な場合があります。詳しくは医師・薬剤師に相談しましょう）