覚えておくと便利なお薬ワード②『かかりつけ薬剤師』
夏山薬局で患者さんとお話していると、薬局や病院では当たり前に使ってしまう言葉も、患者さんには一般的ではなく、わかりづらいことも。分かりやすくお伝えするよう、日々心掛けておりますが、ご不明な点などは何でも聞いてくださいね。
今日は、覚えておくと便利な薬局でよく使うキーワードの第2回をご紹介します!
『かかりつけ薬剤師』
かかりつけ医、ホームドクターという言葉はご存知の方も多いとは思いますが、
かかりつけ薬剤師、というものがあることご存知でしたか?
言葉のとおりで、医師と同じようになじみの薬剤師を見つけましょう、という制度です。
薬局に行くと、薬剤師が何人もいるので毎回お薬を渡される担当が変わります。
薬局には『薬歴』といって、患者様おひとりずつ情報が記録されているので、担当薬剤師が変わっても提供される医療は一律に同じですのでご安心ください。
ただやはり、
『前回あの人に相談したことがあったから同じ人に担当してほしい』
『あの薬剤師と顔なじみになったので、同じ人から説明してもらったほうが安心』
『毎回薬剤師が変わると同じこと話さなくてはいけないのでは?』
などのご意見を頂くこともあります。
そこでかかりつけ薬剤師の出番です(^^)お薬をお渡しする時はもちろんのこと、随時相談にのったり、電話で体調やお薬の副作用がないかなどのフォローを行ったりと、まるっと同じ薬剤師が担当させて頂きます。
一元的に担当させて頂くことで、小さな体調変化に気が付いたり、服薬状況が改善したりといいことづくめです。
なんでも気軽に話せて、今までの経緯もわかってくれて、信頼できる、安心できる、そんな担当薬剤師をぜひ見つけてくださいね。
太陽薬局ではおひとりおひとりのニーズに沿えるよう、かかりつけ薬剤師制度を推奨しております。
かかりつけ薬剤師を決めるのはちょっとまだ検討したいな、という方には、薬をお渡しする薬剤師を指名できる『担当者制度』がありますので、処方箋受付時に窓口でお伝えください。
※かかりつけ薬剤師制度は、『かかりつけ薬剤師指導料』といって処方箋受付1回につき60円~100円程度ご負担金がかかります。この制度は事前に申込を行い同意書にサインをする必要があり、希望される方にご利用いただけます。
※太陽薬局で取り入れている担当者制度は無料でご利用でご利用いただけます。『おためしかかりつけ』としていつでも利用可能ですので是非お試しください。
かかりつけ薬剤師の新聞記事(福岡市薬剤師会)⇒https://www.fpa.gr.jp/3445/
かかりつけ薬剤師の説明動画(日本薬剤師会HP)⇒https://www.nichiyaku.or.jp/kakaritsuke/